2009年03月20日

日米共に長期国債購入

FRBも日銀も長期国債の買取り又は増額に動きました。

○米長期金利急低下、NY株は続伸 FRB長期国債買い取りで

 【ニューヨーク=山下茂行】米連邦準備理事会(FRB)が長期国債の大規模買い切りを決定したことを受け、18日のニューヨーク債券市場では国債買いが膨らみ、長期金利が急低下した。量的金融緩和策の拡大による景気の下支え効果が見込めるとして株式相場も上昇した。
 米10年物国債相場は4営業日ぶりに急反発し、長期金利の指標となる同利回りは前日比0.48%低い(価格は高い)2.53%で取引を終えた。ロイター通信などによると、米長期金利の1日の低下幅としては1987年以来の大きさ。FRBの国債の買い取りによる長期金利の低下を見込んだ買いが集まった。 10年債利回りは一時2.47%と、約2カ月ぶりの低水準まで低下した。
 株式市場ではダウ工業株30種平均が続伸し、前日比90ドル88セント高の7486ドル58セントで取引を終了した。

○FRB、長期国債3000億ドル購入 追加資金供給1兆ドル超に

 【ワシントン=大隅隆】米連邦準備理事会(FRB)は18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、長期国債を今後半年で最大3000億ドル(約29兆円)購入することを全会一致で決めた。資産担保証券の購入増額などとあわせ、追加の資金供給は合計で1兆ドル超になる。民間借り入れ全般の金利低下を通じ景気の一段の悪化を防ぐ狙い。最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は現行の年0―0.25%に据え置いた。
 FOMC声明は景気について「経済の縮小は続いている」と指摘。「景気回復と物価安定へすべての手段を動員する」と言明。オバマ政権と連携し米経済再生に全力を挙げる姿勢を改めて示した。

○日銀、国債購入1.8兆円 決定会合、4000億円増額

 日銀は18日の金融政策決定会合で、長期国債の買い取り額をこれまでの毎月1兆4000億円から1兆8000億円に増やすことを決めた。今月から実施する。増額は昨年12月以来。政府・与党が追加的な財政出動の検討に入り、市場では国債増発による長期金利上昇懸念も出ている。買い取り増額で金融市場への資金供給を拡大し、市場の安定確保を狙う。
 年0.1%の政策金利は政策委員8人の全員一致で据え置くことを決めた。
 景気については「大幅に悪化しており、当面、悪化を続ける可能性が高い」と前回(2月19日)の決定会合と同様、厳しい見方を示した。

(以上、すべてNIKKEI NET記事より)


現在は日米ともほぼゼロ金利政策に近い状況ですので、次の段階の量的緩和実施に向けて進んでいる状況でしょうか。

ただ、現在の白川日銀総裁は、前回の福井総裁のときに量的緩和やゼロ金利政策解除の中心的役割を果たした方のようですから、日本のほうはなかなか進まないのではと個人的には予測しております。
こういった方たちは自分の過ちをなかなか否定できないものですから。

それにしても、教科書どおりに急激に円高が進みましたね。

FRBの国債大量購入(半年で29兆円)→ 長期金利の低下 → 円高ドル安

という流れでしょうか。
そして、日銀の国債購入の増額より、FRBの国債購入のほうが金額的にも印象的にもインパクトがあったということでしょうか。

いよいよ株式投資の購入段階に入ってきたかもしれません。
posted by input-output at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済のお勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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